昭和の町のバイローカル

明日11月5日(日)、昭和の町のバイローカルというイベントが西田辺の近くの長池公園にて開催されます。昨年までは4月29日の昭和の日に「どっぷり昭和町」というイベントと同時開催されていたのですが、今年は分かれて秋に開催となりました。
 昭和の町のバイローカルとは「(大阪の昭和町界隈のよき商いを応援する市民発のムーブメント。)公式twitterより」とのことで、地物のモノ、デザインを優先して使うことによって地域の雇用や豊かなコミュニティーを育むための取り組みだそうです。
 2年ほど前に僕たち夫婦が昭和町界隈住人になったばかりの頃、商店街の花屋さんにバイローカルのポスターが貼ってあってそこに今と同じような出店者マップがあり、近所の情報(僕たちが好むようなお店などの)がほしかった僕たちは思い切って「ポスター余ってたらください」と声をかけたのを覚えています。
 大手チェーンや大型店が色々な場所にどんどん出店して便利にはなったんだろうけどどこも画一的で同じような街や駅前になっていきつつある日本。だけど昭和町界隈は比較的個人店も頑張っているように感じました。だから「微力ながらも近くの商店街とかよさそうな個人店から購入していこうね」と夫婦でよく会話していました。
 そんな折「バイローカル」の存在を知り、いい運動をされているなぁ、と思ったものです。地元で買って地元を応援する。きちんとしたものづくりをしているお店を応援し、みんなと共有する。自分の好きなお店を点で押さえるだけではなく、別の人の好きなお店も情報として取り込み、点と点をつなげて面にしていく。そして自分たちが住んでいる町を自分たちで盛り上げていく、という一連の流れを形にし、実行されていることに素直に感心しました。実は上から目線で「そうそう、こういうこと大事やんなぁ」と偉そうに思ったことをココで謝ります、すみませんでした。
 そんな2年越しの僕の思いが伝わったのか、縁あって明日の昭和の町のバイローカルにジェラート屋オオジとして参加することになりました。とてもワクワクしています。カップ詰めのジェラート沢山と木の商品を少し持っていきます。今から明日の準備をぼちぼちと始めることにします。
 では、明日長池公園でお会いしましょう。

かぼちゃ

この時期になると、ハロウィンがらみでかぼちゃをよく目にします。お菓子屋さんでもパン屋さんでも、雑貨屋さんでもパンプキンものが必ずと言っていいほど登場してます。

パンプキンはジャックオランタンに使うオレンジの系統のかぼちゃで日本でよく食べるかぼちゃはsquashなんだけど。まあいいか。

さてそんなかぼちゃ君、収穫時期は夏の終わりごろからで、8月くらいからうちではジェラートとして登場しはじめます。寝かせておくと甘みも強くなるということなのでもう少しかぼちゃの季節は続きますね。

ジェラート屋オオジの石窯焼きかぼちゃは、その名の通り石窯でじっくりと焼いてからジェラートにしています。焼いて熱を入れるので甘く煮たもので作るよりほっくりとした食感が残っています。
それが濃厚かつクリーミーな舌触りを生んでいるのだと思います。かぼちゃのジェラート、アイスクリームはたくさんあれど、石窯焼きかぼちゃのジェラートとなるとちょっと他にはないと思います。

ドルチェヴィータさんかジェラート屋オオジでしか味わえませんよ!貴重ですよ!ここ大事ですよ!

甘みの乗ったかぼちゃは皮も硬くなり下処理も大変ですが、ジェラート職人(妻)は手間を惜しまず美味しいものを作っています。

10月の間はこの石窯焼きかぼちゃを使ったハロウィンタルトも販売中です。

季節を感じる

日一日と秋が深まっていくのを感じます。販売しているジェラートも栗、安納芋等の季節ものを中心に、黒ゴマやチョコレートなどもよく動くようになってきました。ジェラートを販売している以上、冬に何を売るのか問題は避けて通れない。実際のところまだまだ手探り状態でこれといった打ち手は見つかっていないのが現状です。今できることを一つ一つ洗いなおして小さくいくつも実行していく。それしかないのだろうと思います。

まず手始めに、来店されるお客さんに「こたつで食べるジェラートはおいしいよ」とか「風呂上がりのジェラートは最高ですよ」とか、積極的にマインドコントロールしていこうと思います。

本日のジェラートは、石窯焼き栗、巨峰、石窯焼きかぼちゃ、ブラッドオレンジ、カシスヨーグルト、いちじく、ロイヤルミルクティー、黒ゴマ、チョコレート、ミルクです。